塾で学ぶもの
オサムがS台の夏期講習に行き始めた。朝、3時間 昼 3時間の4日コースは3日目でダウン。なんとか次の昼3時間のみの4日コースはクリアしたが、その後の模試の直後
「落胆・・・」
とメールが来た。
かなりの衝撃だったことは言うまでもない。
オサムがチャレンジしたのは超難関コースだった。ここには、中学受験をした子や、難関私学、難関国公立を目指している子が来ている。しかも、彼らは中学1年のときから塾通いをしており、オサムだけが夏期講習のみの参加だったのだ。
本人にとっては、一日6時間も勉強したことも始めてなら、「難しい授業」も初めての体験だった。いつ先生にみんなの前で問題を当てられるか分からない状況下で、正解が答えられないかもしれない不安・・・先生の言っていることが理解できない苛立ち・・・
中学になってはじめて体験した「授業についていけない」気持ち・・・
いままでのオサムは、学校の勉強はできるほうで、何度私たちや、先生が
「分からない子を待ってあげなさい。先に答えが分かっているからといって邪魔をしてはいけません」
等々、やんちゃぶりをたしなめても
「静かにしてたら、カッコ悪い。悪さしてもテストが良いってのが俺のやり方だ」
だの
「だってヒマなんだもん」
と言って、1年のときから言うことを聞かなかった。だから、テストはいいのに成績は悪い=内審点は希望校を考えたらホボ絶望的 という方程式が成立していた。
しかも
「どうして、あいつら、先生があんなに説明しても理解できねぇんだろ?」
と、クラスメートに首をかしげていた。
「オサムは何もしなくてもできるってみんな言うけど、俺は毎日ちゃんと勉強してる」
そういう自負もあった。もちろんその通り。塾に行くことを拒みはしたものの、彼は彼なりに計画をたて、英語検定にも、数学検定にも独学でチャレンジしてきた。
その結果が「落胆・・・」である。
もちろん、2週間前に勉強した内容がすぐに実力としてテストに反映されるなど、私は思っていないから、オサムが落胆するほど「こんなに投資してるのに!」とは思っていない。
勉強の実力アップはこの先でいい。
この夏に、私が塾で学んでほしかったこと。それは、「自分以外の人弱い立場の友達の気持ちを知ること」と、「自分より上の人たちを知る」ことだった。
自分の現状に満足せず、眠れる才能を活かす努力の扉を開けて欲しいと思った。自分だけが頑張ってるわけじゃない。もっと頑張ってる同級生がたくさんいる。
思春期はすべてが壁になる。今まで片手で鼻歌まじりにできていたことがすべてにおいて、気合を入れてかからねばできなくなってくるのだ。勉強もスポーツもコミュニケーション能力も、すべてにおいて、ハードルが高くなる。
自転車、スキーの練習の途中の痛くて辛く厳しい時・・・もうこんな思いをするぐらいならどーでもいい!!と叫びたくなる時が、おそらく中学2年、3年だ。
一生、風をきる快感を知らずに過ごすか、辛いが歯を食いしばって乗り越え、「便利」「快感」を手に入れるか。オサムの男としての馬力が試されるときが来たのかもしれない。
時々しんどくなったら休めばいい。でもあきらめずにやってみようよ!いつもそばにいるから・・・テストの点なんて気にするな!オサムのこの夏は、塾に行って世間を見たってことに意義がある。とは、学校で授業中、騒いで友達の邪魔をしないようにすれば100点なんだよ!それに、オサムは「たまごやき」を作って弁当持参をしたり、頼まれた「洗濯」してから塾に行ってたんだから、やっぱり君はたいした男だよ!
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コメント
私も中学まで勉強にはほとんど苦労しませんでした。
高校に入って初めて、ほんまにやばい?TT
って挫折感というか、打ちのめされて・・。
所詮小さい挫折なんですけど、
自分の思い通りにならないことに直面して、
そこでどう振舞うか?
そんなことを考えること自体がすごく大切なんやろうなぁと思います。
オサム氏はきっとこんな壁も軽くクリア(もちろん周りのみなさんの支えもあって)してしまうんでしょうから、何も心配はしてないんですけどね~(^▽^;)
投稿: おやじ | 2006年8月31日 (木) 21時56分
ご無沙汰しております。
いやぁ・・・ほんとになかなかネットの扉が開けずにいました
ここで腐らず、またぼちぼちはじめますので
よろしくお願いします。
オサムも何とか塾での悩みを乗り越えつつあるようで、夏期講習後も、通うと行ってくれました!
投稿: おサル | 2006年9月24日 (日) 10時25分